AWSは2026年5月29日、障害耐性を管理するサービス「Resilience Hub」の次世代版を一般提供開始した。新しいアプリ表現の仕組み、依存関係の自動発見、生成AIによる障害モード分析、組み合わせ可能な耐性ポリシー、組織横断のレポート機能を一つに統合している。

最大の変化は、個別アカウントにログインせず管理用の代表アカウント1つから企業全体の障害耐性を評価できる点だ。生成AIがサービスを耐性ポリシーやAWSの設計指針に照らし、潜在的な障害パターンを「何が問題か・なぜ重要か・どう直すか」で提示し修正手順まで出す。通信記録(DNSクエリログ)の分析で、見落としていた地域間呼び出しや外部依存も自動発見する。可用性99.95%・復旧目標15分などの要件を組み合わせてポリシーを構成できる。

料金はサービス単位の新方式に変わり、毎月2回の障害モード評価が含まれる。これにより、属人的だった信頼性設計を全社で標準化する道が開ける。