Sakana AIはチャットサービス「Sakana Chat」に翻訳機能「Sakana Translate」を追加した。翻訳エンジンには海外の公開モデルを日本仕様へ適応させた自社モデルシリーズ「Namazu」を採用し、日本語・英語・中国語の双方向翻訳に対応する。翻訳・添削・質疑の3モードを、アカウント登録のみで誰でも無料で使えるWebアプリとして提供する。
翻訳は最大約5,000字に対応し、訳文をリアルタイムに表示するストリーミング方式を採る。添削は変更箇所を差分ハイライトで示し、文法だけでなく自然さ・丁寧さ・トーン・相手との距離感まで調整する。質疑では翻訳結果についてその場で追加質問ができる。敬語の定型表現やネットスラング「Iykyk」などを、トーンを保ったまま訳す出力例を公式が示している。
翻訳品質は国際翻訳評価タスク「WMT 2024 General Translation」の評価データを指標「XCOMET-XL」で測定し、主要な上位モデル群に続くスコア帯を確認した。今後はAPI提供、SSO、監査ログ、オンプレミス対応などエンタープライズ用途の展開も視野に入れており、法人利用の判断材料になる。