Snowflakeは2026年5月30日、Anthropicが同日公開した新モデルClaude Opus 4.8を、自社のAI機能Cortex AIで同日提供開始した。Cortex AIはSnowflakeが保有するデータを基盤の外に出さずにモデルを呼び出す仕組みで、最新モデルへの切り替えを別パイプラインを組まずに行える点が特徴となる。
意義は、モデル提供元と配信プラットフォームが「公開から利用開始までの時間差」を競争要素から外したことにある。従来は新モデル公開後に自前で接続層を組む必要があったが、同日提供によりその待ち時間が導入判断から消える。データを管理境界内に保ったまま推論できる設計は、顧客データの取り扱い範囲を契約済み基盤に保ちたい企業の要件にも合う。
ただし両社の発表時点でベンチマーク等の公開数値はなく、精度・応答速度・コストの優劣は各社が実ワークロードで自ら測ることが前提になる。