H社(Hcompany)が2026年6月2日、PC操作を自動化するAIモデル群「Holo3.1」を公開した。画面を見て操作を代行する「コンピュータ利用エージェント(PC操作AI)」の新版で、今回初めて端末内で高速に動かすための量子化済みモデルを同梱した点が核心である。

スマホ画面操作の評価「AndroidWorld」で35Bモデル67%から79.3%へ向上し、前版「Holo3」で課題だったWeb・デスクトップ以外の環境差を補った。軽量化形式はFP8・Q4 GGUF・NVFP4の3種で、NVIDIAの「DGX Spark」では軽量版がFP8比1.41倍、BF16比1.74倍の処理速度を出した。モデルは0.8B・4B・9B・35B-A3Bの4サイズで、用途別に選べる。

他社エージェント基盤との連携用に関数呼び出し(function-calling)方式へ対応した。クラウド推論のコストや業務情報の外部送信を避けたい企業にとって、PC操作AIをローカルで完結させる選択肢が現実味を増した発表である。