AnthropicとAWSは、同社が「Mythos級」と呼ぶ最高水準の能力を持つAI「Claude Fable 5」をAmazon BedrockおよびClaude Platform on AWSで提供開始した。最高クラスの能力を一般顧客に広げつつ、サイバーセキュリティ・生物・化学・健康などの危険指示を検知すると下位モデル「Opus 4.8」へ自動で切り替える安全機構を内蔵している。

切り替えが起きた応答はOpus 4.8の安価な料金で課金される。安全機構の制限を外した同等モデル「Claude Mythos 5」は、審査済みの少数顧客に限定プレビューとして提供される。Bedrockでの提供リージョンは米国東部(バージニア北部)と欧州(ストックホルム)で、当面はプログラムからの呼び出し(API)のみ、画面操作は後日対応となる。

導入判断に直結するのがデータの扱いだ。利用には30日間のデータ保持とプロバイダーへのデータ共有同意が必須で、データがAWSの管理境界外へ出る。データを契約地域・管理境界内で完結させたい企業にとって、この同意要件は性能とは別に導入可否を左右する。