Amazon Bedrockが、米国政府機関向けの隔離されたクラウド領域AWS GovCloud(米国西部)でOpenAIのGPT-5.4を正式提供(一般提供)した。政府機関や金融・医療など規制の厳しい業種が、政府向けコンプライアンス要件を満たした環境で先端モデルを使えるようになった。

GPT-5.4はコンピュータ操作機能(computer-use)やコーディング・文書処理・複数手順にわたる自律作業に対応する。Bedrockの推論基盤上で、隔離された処理待ち列と永続的な状態保持を備えた障害に強い構成で動く。データは同一の隔離領域内にとどまり、モデル学習には使われない。

商用リージョンでは先行してGPT-5.5・GPT-5.4・Codexが正式提供済みで、今回はそれを政府向けクラウドへ広げた形だ。これまでデータ所在やコンプライアンス要件で導入が遅れがちだった規制業種に、生成AI活用の選択肢が一段広がった。地域提供範囲は公式のAWS Regionsページ、利用手順はBedrockドキュメントと利用開始ブログで確認できる。