世界45以上の取引所のローソク足データで事前学習した、初のオープンソース金融基盤モデルKronosがGitHub Trendingで本日+293スターと急上昇している。始値・高値・安値・終値・出来高を専用トークナイザで離散トークンに変換し、それを自己回帰型Transformerで学習する二段構成を採るデコーダ専用モデルである。

Kronos-mini(410万パラメータ)からKronos-base(約1億パラメータ)まで複数サイズがHugging Faceの配布先NeoQuasarで公開され、最大のlargeは非公開とされる。論文は2025年8月にarXivで公開、2025年11月AAAI 2026へ採択された。少量のコードで生データから予測まで実行でき、自前データへの追加学習や複数銘柄の並列予測にも対応する。

一方で公式は「これは実運用向けの取引システムではなく、あくまで仕組みのデモ」と明記している。金融時系列に特化したオープン基盤モデルはまだ少なく実務者が試しやすい反面、実取引への直結には冷静な位置づけ理解が必要になる。