メルカリ(メルペイ)のフロントエンドチームが、AIエージェントと対話してLP(1枚ページ)を作る社内エディタ「EGP Code」を内製した理由を、2026年6月3日に技術ブログで公開した。記事は「Merpay & Mercoin Tech Openness Month 2026」の2日目として出ている。

従来のドラッグ&ドロップ型「EGP Pages」は人が手で組む前提のJSON構造で、AIに編集を任せると独自記法の説明でプロンプトが長くなり、状態や条件分岐の管理が分散した。さらに素のHTMLの約2倍のトークンを消費し、公開前にAI編集結果を機械的に検証する手段もなかった。

そこで静的な部分を普通のHTML、動的な部分だけを少数のWeb部品(`egp-*`要素)に閉じ込め、スタイルはTailwind CSSに統一した。外部ライブラリ依存を最小化しサプライチェーンリスクも抑えている。すでに10件以上の本番LPで稼働しており、見た目生成にとどまらず社内連携と品質保証まで踏み込んだ点が、AIにページ編集を任せたい企業の設計判断の参考になる。