AWSが2026年6月3日、機械学習ブログで基盤モデルAmazon Nova 2 Liteを使った物体検出の実装手順を公開した。「車両」「停止標識」「へこみ」など基本的な名称を自然言語で指定するだけで、追加学習なしに対象物の矩形枠の座標をJSON形式で返す。座標は0〜1000の正規化値で返り、画像サイズに応じてピクセル位置へ変換する。

呼び出しはAmazon Bedrockの対話API(Converse API)経由で行い、サーバーレス関数のAWS LambdaとAPI窓口のAmazon API Gatewayを組み合わせたサンプルアプリが提供されている。料金は入力1000トークンあたり0.0003ドル、出力1000トークンあたり0.0025ドルで、画像1万枚で約5.69ドルと試算される。

従来の画像認識はアノテーション・モデル学習・計算資源への先行投資が前提だったが、それが指示文1つに置き換わる。Amazon Nova 2 Liteは2025年12月にBedrockで提供開始された高速・低コストの推論モデルで、AWSは製造業の不良検出・農業・物流での実用化を実用例として挙げている。