AWSがAmazon Bedrock AgentCoreとMistral AIのVibeを使い、本番運用向けのEコマース用MCPサーバー(AIツール連携の共通規格、Model Context Protocol)を構築・接続する手順を公開した。商品検索・注文・レビュー投稿・返品処理をAI経由で扱えるサーバーを、実装からデプロイまで一通り解説している。
サーバー本体はPythonとFastMCPで実装し、AgentCore Runtime上でコンテナとして稼働する。認証は二層構成で、Amazon Cognito(OAuth 2.1)が利用者の身元を管理し、AgentCoreが基盤側でトークン(JWT)を検証、アプリ側は認証済み利用者のデータだけに参照範囲を限定する。データはAmazon DynamoDBの5テーブル(商品・顧客・注文・レビュー・返品)に格納し、AWS CDKでデプロイする。テスト用に商品50件・顧客10件・注文50件などの初期データが自動投入される。
Dockerは不要で、AgentCore RuntimeがAWS CodeBuildを使いクラウド上でコンテナイメージを構築する。実装コードはGitHubで公開されており、認証・データ分離・運用基盤という本番導入の障壁を、既存のマネージドサービスと標準規格の組み合わせで解く参照設計になっている。