AWSが2026年7月2日、公式ブログで複数のAIエージェントを単一窓口に集約するサーバーレス型A2Aゲートウェイの構築方法を公開した。20体のエージェントを直接つなぐと最大190本の接続が必要になる問題を、単一ドメインの背後でパスベースの振り分け(/agents/{agentId})に畳む設計だ。標準的なA2Aクライアントを改造なしで使える。

設計は管理層(登録・検索)・制御層(権限管理)・実行層(振り分け)の3層構造。到達可否はAmazon Cognitoの認証トークン(JWT)内の権限範囲で判定し、自然文でのエージェント発見にはAmazon Titan Text Embeddingsの意味検索を使う。実行基盤はコンテナ・AWS LambdaAmazon Bedrock・他社クラウドを問わない。

さらに利用者ごと・エージェントごとに毎分の呼び出し回数を制限する仕組みを備え、Terraformで自動構築できるサンプルコードも提供される。エージェント本番運用で膨らむ接続数と認証ポリシーの分散を、一箇所で制御できる点が実務上の価値になる。