AWSが、音声対話モデルAmazon Nova 2 Sonicとエージェント実行基盤Amazon Bedrock AgentCoreを使い、患者の予約確認・変更を電話で自動応答する医療向け音声エージェントの構築手順とサンプルコードを公開した。エージェントは音声で本人を確認し、予約の確定・取消・変更を扱い、来院前の健康情報を集め、必要時は人間スタッフへ引き継ぐ。
従来の音声AIは音声認識→テキスト応答→音声合成と複数段階をつなぎ、声のトーンや迷いが途中で失われていた。Nova 2 Sonicは音声から音声へ一体処理し、トーンや話す速さなど声の情報を保つ設計になっている。サンプルは予約確認・取消・変更など7つの医療向けツールをStrands Agents SDKで実装し、本人確認は姓名と社会保障番号下4桁で3回までの試行制限を設けている。
実行基盤はサーバー管理不要で、認証(Amazon Cognito)・データ保存(DynamoDB)・通知(Amazon SNS)と連携する。GA時点で東京を含む計9リージョンで利用でき、実際の電話回線につなぐにはAmazon Connectなどの統合が要る。