清水建設が、経験・勘・度胸による判断からデータにもとづく判断への移行を進めている。土台として社内に散らばる大量のデータをSnowflakeのクラウドデータ基盤に集約し、大規模データの分析やAI活用に向けた整備を進めた。基盤構築の実務はデータ活用支援企業のジールが支援した。Snowflake日本法人が、ジールを通じてこの事例を紹介した。

この事例の核心は順序にある。清水建設はAIを先に導入するのではなく、データの集約を先に固め、その上で分析・AI活用へつなげている。建設業は意思決定が担当者の経験・勘・度胸に依存しがちだと指摘されてきた領域であり、その伝統的産業の大企業がデータ判断への移行に踏み出した点が注目される。

同様に属人的な判断が根強い業種の企業にとって、どの段階でクラウドデータ基盤を選び、外部支援をどう使い、どう分析・AI活用へつなげるかの参考になる。基盤整備を先送りする組織は、データにもとづく判断への移行で後れを取ることになる。