GoogleのGemini Managed Agents(運用代行型エージェント)を使い、1回のAPI呼び出しで自律的に動く金融アナリストのエージェントを構築できる実例が、開発者のPhilipp Schmidから共有された。従来は複数のツール接続や状態管理を自前で組み立てる必要があった処理が、1回の呼び出しに集約された点が実務上の要点だ。

各エージェントには専用のLinux作業環境(サンドボックス)が割り当てられ、ファイルを残せる永続領域、コマンド操作用の端末、外部データや外部スキルを追加できる拡張機能を備える。今回の実例では、リアルタイムの株価データを取得する外部連携(yahoofinance)と、GitHub上で公開されたスライド生成スキルを、リモートのMCPサーバー連携で結合した。

このエージェントは外部データの取得から成果物の生成まで自走し、独自の図表付きで6枚の役員向け資料を自動作成した。外部データ取得からスライド生成まで一気通貫で自動化できるため、業務アプリの試作コストが下がり、開発者がアイデア検証を素早く回せるかどうかを判断する材料になる。