LangChainが、VC向けの投資メモを約90秒・コスト約0.4ドルで自動作成するエージェントの構築事例を公開した。処理を段階的につなぐ基盤LangGraph上に4つのノードを並べ、各ノードがPerplexity社のAgent APIで財務・製品・市場を並行調査する。
書く工程はツールを持たない生成ノードが担い、「調査で集めた事実だけ」から引用付きのメモを生成する。調査と生成を役割分離し、生成ノードに外部ツールを持たせないことで、根拠のない記述を構造的に抑える狙いだ。手作業で数時間かかる一次調査と執筆を、時間とコストの両面で具体的な数値に落とし込んだ点が実務的に重要である。
この「並列調査 → 収集事実のみで引用生成」という構成は、投資メモに限らず企業デューデリジェンスや競合調査など一次調査を要する業務に置き換えやすい。ただし公開されているのはLangChainのX投稿とDeep diveへの導線であり、公式ブログ本文の詳細は本稿執筆時点で確認できていない。