AWSは2026年6月24日、生成AIの回答を形式論理で検証する自動推論チェック(Automated Reasoning checks)に、検証ルール(ポリシー)を自動改善する2つのワークフローを追加した。自動推論チェックは利用者が定義したポリシーに照らして回答の正確性を数理的に検証し、ハルシネーションを検出して検証可能な根拠を示す機能で、2024年12月にプレビュー提供が始まっていた。

追加されたのは、自然言語で書いたテストに合格するよう必要な変更を自動推定する反復改善ワークフローと、変数の説明や型定義を精緻化して変換のあいまいさを減らすあいまい性低減ワークフローの2つ。検証品質を左右するポリシー定義の手作業を機械化する点が核心である。

両ワークフローはBedrock APIAWS管理コンソールの両方から使え、ポリシー画面の「Refine policy」から開始する。提供範囲は自動推論チェックが使える全AWSリージョンに及び、新規リージョンの追加ではなく既存対応地域での運用改善にあたる。金融など正確性が問われる業務での本番投入の障壁を下げる更新といえる。