AWSは2026年6月18日、データ加工基盤AWS Glue Interactive Sessionsが分散処理フレームワークApache Sparkの接続方式Spark Connectに対応したと発表した。これにより、JupyterVisual Studio Codeなど普段使う開発環境やAmazon SageMaker Unified Studioのノートブックから、クラスター(処理サーバー群)を自分で管理することなくSpark処理をGlueのサーバーレス基盤上で実行できる。

Spark Connectは、手元の開発ツールと実行環境を切り離す「薄いクライアント」方式である。クライアント側の依存ライブラリとサーバー側のSpark実行環境を分離するため、本番投入前の試行錯誤、段階的なデバッグ、PySparkジョブの少しずつの開発を、使い慣れたツールのまま行える。AWSはこの分離が更新を容易にし安定性も向上すると説明している。運用面ではSpark UIによるリアルタイム監視、Spark History Serverによる履歴追跡が可能だ。

提供リージョンには東京が含まれ、国内での利用判断もすぐに行える。Glue Interactive Sessionsは2022年4月に正式提供が始まり、Jupyter用カーネル対応や自動スケーリングが順次追加されてきた経緯がある。