業務管理サービスのSmartsheetが、AIエージェントに自社データへの構造化アクセスを提供する遠隔接続型のMCPサーバー(AI連携プロトコル対応サーバー)をAWS上に構築し、そのセキュリティ・権限管理・拡張・デプロイ設計を公開した。Amazon QuickやClaude DesktopなどのAIクライアントが、自然言語でプロジェクト管理やタスク更新を行えるようになった。
設計の核は権限の一貫性にある。組織単位で読み取り専用や破壊的操作の制限を段階制御でき、判定をAIクライアントが自動で行う。画面で見られないシートはAI経由でも見られないという基準を実装で担保している。サーバーはFargate/ECS上で稼働し自動拡張で急なアクセス増に対応、デプロイは最小リージョンから段階展開し失敗検知時は自動で安定版へ戻す。
AI特化の最適化により、導入以降30億トークン超を社内計測ベースで節約したとしている。社内AIと外部AIが同一基盤・同一ツールを使う設計を採用しており、自社SaaSをAI対応させたい企業の実装参照になる。