医療向けソフト企業Bluesightが、AWSのAIエージェント基盤Amazon Bedrock AgentCoreを使い、6つの医療コンプライアンス製品を横断するエージェント型AIPrismを構築した。第一弾の薬剤流用検知アシスタントPrism Assistant for ControlCheck2026年5月に本番稼働し、すでに20の医療システムで利用されている。

設計の核はAIとデータ層の分離で、既存の社内APIをAWS Lambda関数で包んでエージェントのツールに変換した。調整役エージェントが購買・在庫・340B資格の各専門エージェントに委任する多エージェント構成により、照会時間を5分から10秒に短縮している。

医療は米国の個人情報保護法(HIPAA)や監査証跡など規制要件が厳しい領域だが、AgentCoreがHIPAA対応で顧客データを基盤モデルの学習に使わない設計を標準装備したことで、通常12〜18か月かかるAI本番化を9か月に圧縮できた。より複雑な複数製品連携版は2026年内の稼働を予定している。