DeNAのエンジニアブログが、大規模プラットフォーム開発チームでプロダクトマネージャー・エンジニア・デザイナーがそろってClaude Codeを使いこなす実践事例を公開した。個人のコーディング効率化にとどまらず、職種間の連携や運用をAI前提で設計している点が特徴である。
最も注目されるのは、仕様確定から動くモックを確認するまでのサイクルが従来の2週間〜1ヶ月から1〜2日へ短縮された点だ。議事録やSlackの議論をAIに渡し、仕様書(PRD)の更新をほぼ自動化した。さらに非エンジニアが安全に使えるよう、エンジニアがガードレール付きの自作アプリを提供している。
背景には、エンジニア個人の速度が上がっても職種間の受け渡しが遅ければリリース速度は上がらないという課題がある。Claude Codeは2025年5月の一般提供から6ヶ月で年間売上10億ドル規模に到達したとAnthropicが発表しており、ツールの評価軸が個人効率からチームのリリース速度へ移りつつあることを示す国内事例である。