DeNAのUnityエンジニア九谷氏が、2026年3月9〜13日にサンフランシスコのMoscone Centerで開催されたGDC 2026(Game Developers Conference、「ゲームの祭典」へとブランド刷新)の参加レポートを公開した。録画される講義型ではなく、参加者同士が議論する非収録のラウンドテーブルを主軸に回り、AI活用・キャリア・自動化の現場議論を持ち帰った点に価値がある。
AIコーディング支援では、一貫性維持にClaude Code、難問の根本原因特定にCodexと使い分ける開発者が多かった。LLMのゲーム組み込みでは、群衆NPCの会話履歴を別のLLMに要約させ長時間でも記録を保持する手法が紹介された。複数AIエージェント開発は「AIが賢いから成立する」のではなく、人間が触ってよい範囲を明示する土台(ハーネス)を設計してはじめて機能するという指摘が出た。
NVIDIAは『PUBG』でACEを使い、自然言語指示を相棒エージェントの行動に落とし込むパイプラインを講演で示した。業界全体のレイオフを背景に、キャリア再構築や資金調達など生存戦略のテーマも目立ち、AIが「少人数で何を作れるか」の議論軸に移っている。