AWSが、AIエージェントのツール利用を安全に制御する2つの仕組みを組み合わせた手法を公開した。確定的にアクセス可否を判定するポリシーと、ツール呼び出しの前後で独自コードを動かすLambdaインターセプターを、Amazon Bedrock AgentCoreのゲートウェイ上で併用する構成だ。

ポリシーは宣言型言語Cedarで記述し、主体・操作・対象の組み合わせで許可/拒否を確定的に判定して監査ログへ自動記録する。インターセプターは実行時の動的検証・情報付加・トークン交換・応答フィルタリングを担う。ゲートウェイはCedar評価より先にリクエスト用インターセプターを実行するため、文脈を補強してから権限判定できる。ポリシーは既定で拒否(deny-by-default)で動き、明示的な許可ルールがない要求は拒否される。

記事は保険の請求データ照会で被保険者・査定担当・管理者の3役割ごとにツール利用範囲を制御する例を示す。運用開始時は判定をCloudWatchに記録しつつ遮断はしないログのみモード(LOG_ONLY)から入ることが推奨される。AWSは2025年12月にポリシー機能をプレビュー追加し、2026年3月に一般提供へ移行している。