Amazon SageMaker HyperPodが、Slurmで運用する計算クラスタで、区画(パーティション)ごとに最適なネットワーク配置方式を自動選択する機能を追加した。1つのクラスタ内で、ある区画はツリー型、別の区画はブロック型と使い分けられる。
配置方式はインスタンス種別で自動的に決まる。UltraServer系(ml.p6e-gb200.36xlarge)にはブロック型、階層接続型(ml.p5.48xlarge、ml.p5e.48xlarge、ml.p5en.48xlarge)にはツリー型が適用される。ジョブ配置が各インスタンスの接続特性に沿うため、GPU間通信が速くなり、複数GPUをまたぐ集約通信(NCCL集約操作)が効率化され、学習スループットが向上する。配置構成はクラスタの拡大・縮小・ノード交換時も自動で維持される。
利用にはSlurm 25.11以降と対応GPUインスタンスが必要で、配置対応スケジューリングは標準で有効・設定不要。HyperPod提供の全AWSリージョンで利用可能。2026年2月のAPI経由Slurm設定、4月のクラスタ全体配置自動管理に続く区画単位への拡張である。