AWSは2026年7月15日、QA自動化の参照実装「QA Studio」に、複数テストを並列一括実行する「テストスイート」機能と、CI/CDパイプライン連携用のコマンドライン操作(CLI: qa-studio)を追加したと発表した。QA StudioはUI操作自動化モデルAmazon Nova Actを基盤に、画面操作テストを自然言語で定義できる仕組みである。

各テストはコンテナ実行基盤(Amazon ECS on AWS Fargate)上で個別に動き、20件のテストを順番でなく同時に処理して所要時間を短縮する。終了コードは0=全合格・1=テスト失敗・2=基盤エラーの3段階に分かれ、パイプライン側で処理を分岐できる。CLIはブラウザログイン不要の認証(OAuth 2.0)に対応し、機密情報はAWS Secrets Managerに暗号化保存されログには残らない。同一テスト定義のまま--base-url--varで開発・検証・本番の各環境に適用できる。

Nova Actは2025年12月に正式提供(GA)が始まっており、今回のPart 2は個別実行に留まっていた前回機能を回帰テストとデプロイ連携まで拡張した参照実装で、GitHubのsample-qa-studioとして公開されている。