OpenAIの最新基盤モデルGPT-5.5GPT-5.4と、コーディング支援AICodexが、AWSのAI構築基盤Amazon Bedrockで正式提供を開始した。本番運用のアプリやエージェントに組み込め、利用料はOpenAIへ直接払う場合と同単価で追加手数料なしの従量課金になる。

核心は、AWSの権限管理・暗号化・監査ログ・ネットワーク分離という既存のガバナンスの枠内で最新モデルが使える点だ。全推論がBedrock上で実行され、Codexはデータ保管の地域要件に対応して選んだリージョン内で推論が完結する。プロンプトと応答はモデルの学習に使われず、提供元にも共有されない。週500万人以上がCodexを利用している。

既存のAWS契約の枠内でコストを消化できるため、製薬大手Amgenや設計大手Autodeskのような規制・品質要求の厳しい企業が、新規契約なしに最新AIを評価・展開しやすくなる。1か月前のAmazon・OpenAI提携拡大の具体化第一弾で、今後はセキュリティ向け「Daybreak」やマネージドエージェント機能の追加も予定される。