AWSが2026年6月12日、Amazon QuickCisco WebexのMCPサーバー(AIに外部ツールをつなぐ共通規格、Model Context Protocol)を組み合わせ、会議の事前準備と事後フォローを1つの対話で完結させる助手の構築手順を公開した。利用者は一度の指示で、次回会議の特定、過去の議事要約や文字起こしの確認、関連動画(Vidcast)や未解決課題の収集、準備メモの作成まで実行できる。会議後は同じ助手が議論を要約し、対応項目を抽出して連絡文も下書きする。

Amazon Quick Suite2025年10月9日に正式提供を開始し、1,000以上のアプリと統合できる。今回はWebexの会議・動画・メッセージの3種類のMCPサーバーを操作として呼び出す。これらはCiscoが遠隔で運用するため、利用者側でサーバーを自前運用する必要はない。

利用にはWebexの組織管理者によるMCPサーバー有効化とOAuth認証情報の設定が前提となる。投稿は明示的な指示がない限り助手が事前確認を行う設計だ。クラウド事業者とコラボツール事業者の機能が共通規格で1つの対話に統合される具体例として、複数ツールに会議記録が散らばる組織の参考になる。