Google Labs は2026年4月21日、デザインツール Stitch の DESIGN.md ドラフト仕様をオープンソース化した。これはAIコーディングエージェントにデザイン意図を伝える設計ファイルで、配色・書体・角丸・余白・コンポーネント(ボタン等の画面部品)を機械可読なトークンとして定義し、人間向けの設計理由を同じファイルに併記する。エージェントが色や余白の用途を推測せず参照できるため、Cursor や Claude Code でUIを生成するたびにデザインがぶれる問題を、プロンプトの外で固定できる。
GitHubの google-labs-code/design.md では、設計値のYAML部分と設計理由のMarkdownを組み合わせ、検証(lint)・版間の差分比較(diff)・他形式への書き出し(export)を行うコマンドラインツールを提供する。ウェブの利用しやすさ基準(WCAG)に照らした自動検証にも対応する。ただしステータスは alpha で、トークン仕様は今後変わりうる。
公開後、VoltAgent の awesome-design-md が Stripe・Linear・Notion 風の既製ファイルを配布し、getdesign.md は2026年6月4日時点で72ファイルを揃えた。getdesign はURLを渡すとページを解析して design.md を返す。ゼロから書かずにデザイン前提を入手する経路が広がっている。