AWSは2026年6月12日、業務支援ツールAmazon Quickを、Snowflakeの生成AI機能群Cortex AIとAIに外部ツールをつなぐ共通規格MCPで連携させたと発表した。利用者はSnowflakeに置いたデータや文書を自然言語で照会し、複数手順の業務を自動化できる。
照会経路は二つに分かれる。集計などの構造化データはCortex Analystへ、契約書などの非構造化文書はCortex Searchへ問い合わせる。接続はSnowflakeが運用するMCPサーバーにOAuth認証で設定する。さらにQuickのFlowからCortex Agentを呼び出せば、構造化データと文書をまたぐ業務を一定の構造化出力で繰り返し実行できる。
データをSnowflakeの外へ動かさず、既存のアクセス制御を保ったまま扱える点が実務に効く。集計値の確認と文書検索を別ツールで往復せず一画面で完結できるため、データ複製を前提にした運用を見直す材料になる。連携はAmazon Quickが利用可能な全AWSリージョンで提供される。