NVIDIAは2026年7月16日、日本のNoetra社と組み、Vera CPU 1万3,750基とRubin GPU 2万7,500基を備えた電力容量140メガワットのAIファクトリーを新設すると発表した。計算基盤はVera Rubin NVL72ラックとDSXプラットフォームで構成し、Spectrum-Xイーサネットで接続・拡張する。国家単位でフィジカルAI向けの計算基盤を構築するのは世界初とされる。
この基盤は経済産業省が支援する国家事業FRONTiaプロジェクトの計算基盤として位置づけられ、赤沢経済産業相らが関与する。日本が2026年3月に公表したAIロボティクス戦略に、計算資源という具体的な土台を与えるものだ。
並んで重要なのが、Noetraが事前学習した基盤モデルの重み(学習済みパラメータ)が国内の開発者・企業に広く提供される点で、Nemotron・Cosmos・Isaac GR00T等のソフトもあわせて提供される。製造・物流・医療・通信の事業者は自前で巨大GPUクラスタを抱えずフィジカルAI開発に着手でき、将来的には1兆パラメータ規模のモデル学習にも対応する予定だ。