Sakana AIがNVIDIAと提携し、開放型モデル群NVIDIA Nemotronを、同社のマルチエージェントシステムSakana Fuguに専門エージェントとして統合する。狙いは単一モデルの巨大化ではなく、多数の専門モデルを束ねて集合知として働かせることにある。
Fuguは単一の窓口とAPIの背後で複数モデルを動的に選び、組み合わせて1つの回答へ統合する。Fugu自体が複数のLLMを呼び出すよう訓練された言語モデルで、自分自身を再帰的に呼び出せる。公式は初期評価で、この連携型手法が最先端システムと並ぶ性能を示したと説明する。統合されるNemotronは開放重みのモデル群で、コーディング・ツール呼び出し・指示追従に強みを持つ。
次の段階では、Nemotronが次期版のFuguに統合された後、両社チームが性能を継続的に観測・改善する。NVIDIAはNemotronの構成手法と評価のベストプラクティスについて技術支援を行う。開発者や企業にとっては選択肢と柔軟性が増し、単一モデル・単一プロバイダーへの依存が下がる意味を持つ。