AWSが自社設計の第5世代プロセッサGraviton5を搭載した汎用仮想サーバーEC2 M9g/M9gdの一般提供を開始した。M9gdは高速・低遅延のローカルSSD(NVMe接続)を備える点が異なる。前世代のGraviton4搭載機M8g/M8gdと比べ計算性能が最大25%向上し、データベースで最大30%、Web用途と機械学習で最大35%高速とされる。M9gは2025年12月にプレビューとして発表されており、今回が正式提供にあたる。
アプリサーバーやコンテナなど従来の汎用用途に加え、リアルタイム推論・コード生成・複数段階の自律処理(エージェント型AI)の性能を前面に出した点が特徴だ。
これらは第6世代のAWS Nitro System上に構築され、形式検証で顧客どうしとAWS運用者からの分離を数学的に保証する新機構Nitro Isolation Engineを初搭載した。提供地域は米国東部・米国西部・欧州(フランクフルト)の3地域で、東京リージョンを含む国内利用の可否は確認が必要になる。