Sakana AIらが提案したDiffusionBlocksは、NN訓練の標準である誤差逆伝播を、ブロック単位の独立訓練に置き換える枠組みで、ICLR 2026に採択された。残差接続を「ノイズ除去の更新ステップ」と読み替え、各ブロックをscore matchingで独立に学習させることで勾配の連鎖を断ち、訓練メモリを理論上B分の1に削減する。
実験ではCIFAR-100のViT 12層で45.46%(ベースライン45.26%)と同等、既存代替のForward-Forward(15.77%)を大きく上回った。ImageNet-256の画像生成ではFID 10.63(ベースライン12.09)を達成しつつメモリを3倍削減し、自己回帰テキストや再帰深さなど計5系統で従来同等以上を示した。
ただし入出力次元一致のアーキに限定され、実証は12層級の中小モデル止まりで大規模LLMでの効果は未実証と著者が明記している。コードはApache-2.0でGitHub公開されており、実務での再現検証が可能だ。