ComfyUI開発チーム:ERNIE LoRA対応追加
画像: AI生成

ComfyUIは2026年5月3日にv0.20.2をリリースし、リリースノートには「OneTrainer ERNIE LoRA support (#13640)」と記載された。OneTrainerはDiffusionモデルの学習ツールであり、ここで作られたERNIE向けLoRAをComfyUI側のノードで読み込めるようになったことを意味する。

ERNIEはBaiduが開発するモデル系列で、Hugging Face上ではERNIE-Image(画像生成系)に加え、ERNIE-4.5シリーズ(0.3B〜300B、VLマルチモーダル、MoE構成のA3B/A47Bなど)が公開されている。画像生成フロントエンドとして広く使われるComfyUI(GitHubで111kスター規模)が公式にERNIE系LoRAのロードに対応したことで、Baidu製モデルがStable DiffusionやFluxと同列の選択肢として扱える導線ができた。

日本の制作現場への影響は段階的である。まず、OneTrainerでERNIE用LoRAを学習している開発者は、変換や独自ローダーを介さずにComfyUIで検証できるようになり、評価サイクルが短縮される。一方で、ERNIEモデル本体のライセンスや商用利用条件は各モデルカードに依存するため、業務導入時には個別確認が必要になる。

同日のAIトレンドにはAmazon Bedrock AgentCoreのGovCloud展開などエンタープライズ寄りの話題が並んでおり、本件はクリエイター・個人開発者層に直接響くアップデートという位置づけになる。