AWSは2026年6月5日、AIアシスタント「Amazon SageMaker Data Agent」を、データ辞書「SageMaker Catalog」の業務用語・注釈(ビジネスメタデータ)と連携させた。利用者は難解なテーブル名でなく、「顧客の解約に関するデータは何があるか」「顧客維持率を計算して」といった業務言葉で質問でき、AIが用語集・カスタムメタデータ・資産要約・README内容を横断検索して正しいテーブルと列を特定し、SQL・Pythonコードを生成する。

精度面では、業務用語と物理テーブル名の対応付けをカタログ側から取りに行くことで初回生成の精度向上を狙い、複数手順のワークフロー(テーブルと変換処理の正しい順序)も計画する。CollibraAtlanAlationから同期したメタデータも活用でき、既存のカタログ投資を作り直さず活かせる。

ガバナンス面では、購読(アクセス権)状態を確認し、必要ならアクセス申請リンクを提示する。SageMaker Unified Studioのノートブックとクエリエディタで使え、同サービスが利用可能な全AWSリージョンで提供される。効果はメタデータの整備度に左右されるため、用語集や注釈が薄い組織はカタログ整備が先に必要になる。