Replitは2026年6月1日、単一の指示文(プロンプト)からウェブサイト・モバイルアプリ・スライド・ローンチ動画を生成する機能の提供開始を告知した。基盤となるReplit Agent 4は2026年3月11日に公開され、性質の異なる成果物を1つの指示で作り分ける点が特徴である。最初の指示文は無料で試せる。
今回の動きで重要なのは、アプリ生成の先に事業基盤まで導線が伸びている点だ。決済のStripeとその設立サービスatlas、会計のQuickBooks、銀行口座のMercury、米国法人(LLC)設立を代行するdoolaが特典として結びつく。Replitはこれらを束ねた特典プログラムRace to Revenueを用意し、doola連携ではReplit内から米国法人の設立を直接実行できる。
「作る」「会社にする」「決済を受ける」が1画面の隣り合う操作になり、開発と起業の境界が薄まる。一方で、どの州で登記するか、日本居住者としての税務をどう扱うかといった法務・税務判断は利用者側に残る。設立の容易さと設立後の責任は分けて考える必要がある。