AWSが、AIエージェントが利用者に代わって有料リソースを使い決済する新機能「Amazon Bedrock AgentCore payments」をプレビュー公開した。Coinbase Developer Platform とストライプ傘下の Privy と共同開発し、暴走支出や認証情報漏えいを防ぐ安全策を標準で備える。

設計の核心は、支出上限と有効期限を持つ「決済セッション」単位で取引を管理し、支出上限をモデルの外側(インフラ層)で強制する点にある。これによりプロンプト注入で上限を引き上げる経路を断つ。入金はステーブルコインまたはデビットカード経由の法定通貨に対応し、ウォレットの鍵は利用者が保持してAWSも開発者も持たない自己管理型を採る。

プレビュー提供は米国東部、米国西部、欧州(フランクフルト)、アジア太平洋(シドニー)の4地域。自律エージェントに金銭を扱わせる「エージェント型決済」が実用段階に入り始めたことを示す動きで、企業の導入判断に直結する。