Fundamental社の表形式データ予測専用の基盤モデルNEXUSが、AWSのAmazon SageMaker JumpStartで利用可能になった。NEXUSは100億行を超える表形式データで事前学習され、スプレッドシートや基幹業務システムなどの構造化データから再現性のある予測を生成できる。従来は専門のデータ科学者チームが3〜6カ月かけて行っていたモデル構築を、数日で本番運用に持ち込めると打ち出している。
学習・予測はscikit-learn互換のPython SDK(NEXUSClassifier / NEXUSRegressor)から実行でき、数値・カテゴリ・日付・文章を手作業の特徴量設計なしに扱える。同じ入力に常に同じ結果を返す決定的な仕組みを持ち、大規模言語モデルの非決定的な性質とは対照的に再現性が要る予測タスクに適合する。
推論はNVIDIA H200を8基搭載するml.p5en.48xlargeインスタンス上で専用・ネットワーク隔離の単一テナントとして動作する。GDPR・HIPAA・SOC 2への準拠を標準で満たし、データは利用者のAWS環境内に留まる。金融・医療・製造向けの業界特化版が用意され、不正検知や需要予測などに利用できる。