AWSが、ByteDanceのSeedチームが開発したオープンソースの動画修復モデル「SeedVR2」を機械学習基盤Amazon SageMaker AI上に展開する実装手順を公開した。低解像度の映像を1フレームずつ解析して細部を復元し、高解像度に変換する仕組みを提供する。
実装はインフラ定義ツール(AWS CDK)で安全層・保存層・処理層の3層構成を自動構築する。処理にはGPU搭載インスタンス(ml.g5.4xlarge)を使い、推論基盤としてComfyUIを利用する。映像を保存領域(Amazon S3)に置き、関数(Lambda)で処理ジョブを起動して変換後の動画を出力領域に保存する。GPUインスタンスは処理完了後に自動停止し、必要なときだけ稼働する。
コンテンツを高解像度で買い直さずに既存の映像資産を再活用できる点が、放送局や配信事業者、博物館などの実務に直結する。さらに低解像度で素早く生成したAI動画を後段で高解像度化する2段階の制作手法は、高解像度を最初から生成するより計算資源を抑えられる。