2026年6月2日、OpenAIはレポート「知的作業の次の時代(The Next Era of Knowledge Work)」を公開し、コード生成中心だったAIエージェントCodexを、調査・データ分析・業務自動化・文章作成まで担う生産性ツールへ公式に位置づけ直した。

Codexはもともと自然言語の指示からプログラムコードを書き起こすツールとして登場した。その後、最新モデルGPT-5.3-Codex、専用アプリ、企業向けの大規模展開を経て、あらゆる役割・ツール・業務フローへ対応領域を広げてきた。今回の発表はその延長線上で、対象ユーザーをエンジニアからより広い職種へ広げる「再定義」である。週間アクティブ利用者は500万人に達したとOpenAIは示している。

企業導入の経路も具体化した。OpenAIのモデルとCodexがAmazon Bedrockで一般提供となり、企業は既存のセキュリティ・コンプライアンス・ガバナンスのワークフローを保ったまま構築できる。コーディング支援だった製品が、調査・分析・文書作成を含むオフィス生産性の比較対象へ移り、企業のツール選定と役割分担の前提が動いた。