2026年4月30日、Runwayは公式APIチェンジログで、Googleの画像生成モデル「Gemini 3 Pro Image(別名Nano Banana Pro、モデルID: gemini_image3_pro)」をtext to imageエンドポイント経由で提供開始したと告知した。仕様は、プロンプト最大5,500文字、リファレンス画像最大14枚、解像度1K・2K・4K、アスペクト比10種類に対応する。
注目すべきは、同じAPI上に1週間前の2026年4月23日にGPT Image 2(gpt_image_2)が追加されていた点である。GPT Image 2は最大16枚のリファレンス画像を扱える一方、透過背景には非対応という制約を持ち、今回のGemini 3 Pro Image(14枚・4K対応)とは特性が明確に異なる。読者がユースケースごとに使い分けを判断しやすい並びが、1本のAPIで成立した。
背景として、Runwayは自社の動画生成モデルに加え、Google Veo 3.1やElevenLabsなどサードパーティ提供モデルをAPIに集約する路線を継続してきた。画像生成領域でも同様の集約が進んだ形である。
実装観点では、既にRunway APIを使っている開発チームは、認証・ジョブ管理・アセット入力といった既存の枠組みを変えずにモデルIDの切り替えだけで新モデルを呼び出せる。4K出力と14枚参照という組み合わせは、広告ビジュアルや商材写真の反復制作のように、ブランドトーンを固定したまま大量に展開する用途に直接効く仕様である。一方で、生成画像に関するコンテンツポリシーはGoogle側の規約が前提となるため、商用導入時は利用規約の確認を切り分けておく必要がある。