経済産業省とNEDOは2026年6月4日、生成AIの開発力強化と社会実装を進めるプロジェクト「GENIAC」において、AI基盤モデル開発テーマ計16件を採択したと発表した。採択された16件には、モデル開発に必要な計算資源(大量のGPU等の計算能力)の提供支援を第4期として行う。

件数の推移は政策の方向性を読む手がかりになる。直近の第3期では2025年7月15日に計24件が採択されており、第4期は16件へと絞り込まれた。各期とも、採択された開発主体に対しモデル開発に欠かせない計算資源の利用を支援する仕組みが取られてきた。

採択された16件は今後の日本発の生成AI開発の主要プレーヤー候補となる。海外の巨大IT企業が先行するなか、国が計算資源を直接支援することは国産モデルの競争力に直結する。利活用を検討する国内事業者にとっては、調達候補として比較できる国内発モデルが増える点が実務的な含意となる。