Googleが2025年11月18日、Gemini 3と同時にエージェント中心の開発基盤「Google Antigravity」を発表した。従来のコード補完による補助から、自律エージェントに作業全体を委ねて「指揮する」段階へ開発の主体を移す動きを示す。

操作面は2つ。タブ補完を備えた従来型AI IDE「Editor View」と、複数エージェントを複数作業空間をまたいで生成・指揮・観察する非同期の管制面「Manager Surface」だ。エージェントはエディタ・ターミナル・ブラウザを横断し、コード記述からアプリ起動・動作テストまで自律実行する。検証は生ログでなく作業計画・画面録画などの成果物(Artifacts)で行い、成果物への直接コメントは作業を止めず反映される。

基盤はGemini 3 Pro(SWE-bench Verified 76.2%、Terminal-Bench 2.0 54.2%)を中心に、Claude Sonnet 4.5GPT-OSSも選択できる。個人は無料のpublic previewでMac/Win/Linux対応。Cursor・Copilot・Windsurfがひしめく市場へ純正プラットフォームで参入し、配布力で開発者を取りに来た一手だ。