AWSは2026年5月22日、公式の業界向けブログで勘定系(コアバンキング)システムの刷新を金融機関の経営層・技術責任者向けにまとめた戦略ガイド「Modernizing Core Banking Systems: A Strategic Guide for Financial Leaders」を公開した。個別の技術解説ではなく、金融リーダー向けの「進め方」を体系化した一次資料である点が特徴だ。

勘定系は口座・取引処理を担う中核基盤で、業務を止められず、メインフレーム上の長期資産と密結合し、金融庁の監督下にあるという三重の制約を抱える。クラウド事業者が経営層に向けて刷新指針を直接示したこと自体が、調達側の選択肢にクラウド前提の刷新が正面から入ったことを意味する。

なお本ガイドにおける具体的な移行期間・ダウンタイム・コスト削減率の公開数値は、本記事時点のソースでは確認できない。投資判断は自行の現行運用コストを基準に見積もる必要がある。