AWSは2026年6月12日、機械学習向けにGPUインスタンスを事前予約できる「EC2 Capacity Blocks for ML」を、政府機関・規制業界向けの分離環境「AWS GovCloud(US)」の西部・東部リージョンで利用可能にした。これにより、機密要件の厳しい顧客もGPU計算資源を期間を定めて確保できるようになった。
予約条件は、最大8週間前から押さえられ、利用期間は最長6カ月。1〜64インスタンスのまとまった規模で確保でき、AWS Resource Access Manager(RAM)を使って複数アカウント間で共有もできる。インスタンスは高速・低遅延接続のEC2 UltraClusters内に配置される。
対象インスタンスはリージョンで分かれ、GovCloud(US-West)はP6-B200、GovCloud(US-East)はP6-B200とP6-B300に対応する。P6シリーズは最新世代のNVIDIA系GPUを搭載したインスタンスで、短期の事前学習・微調整・試作・推論需要の急増に確実な計算資源を割り当てられる。GPU供給が逼迫するなか、計画的なML開発を進めたい組織にとって調達の選択肢が増えた。