AWSは2026年6月16日、xAIの推論特化型モデルGrok 4.3Amazon Bedrockで利用可能にしたと発表した。これによりxAIがBedrockのモデル提供企業として加わり、これまでのAnthropicやMetaに続いて選べる選択肢が増えた。

Grok 4.3は推論を常時有効にする設計で、努力度をなし・低・中・高の4段階で設定できる。AWSは、思考を省略できるモデルより複数手順をまたぐエージェント処理で一貫して動くと説明し、契約書レビュー・判例調査・与信契約の分析・財務文書の質疑応答といった企業実務に向くと位置づけている。外部ツールの呼び出し、構造化出力、応答の逐次配信に対応する。

モデルは価格性能重視の新推論基盤Mantle上で動く。xAI公式の料金は入力100万トークン1.25ドル、出力2.50ドルで、最大100万トークンの文脈長に対応する。選定担当者は対応リージョンと料金を確認したうえで、自社の定型タスクで出力差を測ることが次の一手になる。