AWSは2026年6月17日、技術的負債を継続的かつ自律的に検出・修正する新機能「AWS Transform – continuous modernization」をプレビュー公開した。数千のコード保管庫(リポジトリ)を設定済み基準と照合し、優先度付きの問題一覧と、修正を行う変更提案(プルリクエスト)を生成する。点検は数週間ではなく数時間で完了するとされる。

古くなった依存関係や非推奨フレームワークを検出する標準ポリシーを備え、社内独自の基準も追加できる。Javaバージョン更新やSDK移行、ライブラリ更新の修正を自動でプルリクエストとして出す。さらにAWS Security Agentと連携し、ソースコードレベルの脆弱性も同じ優先一覧と修正フローで扱える。

従来は依存検出・脆弱性指摘・品質チェックを個別ツールで繋ぎ、アプリを1つずつ手作業で直していた。エンジニアリング組織はIT予算の最大3割を保守・負債対応に費やすとされ、AI開発支援で負債が加速する中、検出から修正提案までを一気通貫で回せる点が技術リーダーの調達判断に効く。利用はWeb画面、AWS Transform Kiro Power、外部連携の仕組み(MCP・skills)から可能。