Amazon Quickが2026年4月28日、チャット会話の中でドキュメントとビジュアルを生成する機能を追加した。ユーザーは自然言語で指示するだけで、Word・PDF・PowerPoint・Excel形式の成果物を生成し、会話の中またはインラインで修正し、完成ファイルをダウンロードできる。画像・インフォグラフィック・チャートといったビジュアルも同じ会話内で生成し、ドキュメントに埋め込むか単独画像として書き出せる。
対象業務として公式が挙げているのは、ミーティングノートからの役員向けブリーフ、四半期売上トレンドのレビュー用デッキ、Excelでの集計、データを可視化するインフォグラフィックなどで、ビジネスアナリスト・プロダクトマネージャー・マーケティング・財務・運用の各チームが、ツールを切り替えずに共有可能な成果物へ変換する用途が想定されている。
提供範囲には明確な差がある。ドキュメント作成はAmazon Quickが対応する全AWSリージョンで利用可能で、東京リージョンも2026年3月にQuick対応が発表されている。一方でビジュアル作成はプレビュー段階で、US East(バージニア北部)とUS West(オレゴン)の2リージョンに限定される。日本から使う場合、文書生成は即日使えても、画像・インフォグラフィック生成はリージョン境界の扱いを整理する必要がある。
AWSアカウントもクレジットカードも不要でサインアップでき、無料で検証を始められる点も明記されている。チャットを開き、必要なものを記述すれば成果物生成が始まる導線で、既存のOffice中心のレビュー・配布フローに中間変換を挟まず接続できる構成が特徴となる。