OpenAIは2026年6月1日、米ミシガン州で出力100万キロワット(1GW)級のデータセンター建設に着工した。大規模AI計算基盤計画「Stargate」の拡張先の一つで、AIアクセス拡大・雇用創出・地域支援を目的に掲げている。Stargateは既にOracleと4.5GW規模の提携を結び、5拠点の追加も公表済みで、ミシガンはその拡張線上にある。1GW拠点を手がけるのはRelated Digitalである。

今回の告知は規模だけでなく資源消費への配慮を前面に出した。冷却には水を循環再利用する閉ループ冷却を採用し、標準的なオフィスビル並みの水使用に抑えるという。さらに数千人規模の労働組合による雇用と、大学・短大・職業学校向けに4000万ドル超のCodexクレジット無償提供を掲げ、州知事Whitmerは州史上最大級の投資と表明した。

計算基盤の所在地と電力確保はAIサービスの料金・可用性に直結するため、APIを業務に組み込む国内企業にとってもコスト前提が動く論点になる。一方、地元では水・電力消費への賛否が報じられており、立地と資源消費が地域合意の対象になっている。